ドラッグオンドラグーン2、進行状況

あらかたコンプしたところで感想を。
6月16日に書いたことからたいして変わった印象はないので、
ここからはストーリーに関して触れていこうかな、と。
例によってここからは続きを読む記法
ネタバレは少なめだと思います。



やっぱり1に比べたら電波が圧倒的に不足している感じ。
主人公たちのやってることは、電波といえば電波なんだけど、
1にようなわけのわからない唐突な毒気がない。
ストーリー自体は非常に無難で、よくも悪くもない感じかな。
主人公の行動動機がいまいちはっきりしなかったのは描写不足だよなあ。
マナの言うことにただついていきましたって感じで。
デス種のシンみたいな感じかな。なんとなく。
マナ自体も聖女と言われてるけれど、カリスマ性を発揮してるわけじゃないし、
都合のいいことだけを忘れて、思い出したら壊れちゃうし。
悪女だよなあ、これじゃ。
他のキャラは描写が少ないと言うか出番がないのが痛い。
メインのユーリックも早く戦線離脱してしまい、経緯や説明が足りなかった。
連隊長たちも同様に。
WA4のブリューナクコマンダーみたいな感じかな。
もうちょっと引っ張って欲しかったな。
カイムとアンヘルももっと出番が欲しかった、やっぱり。
前作の主人公コンビなんだし。
まあ、9章のムービーに集約されてる感はありましたが。
終盤は以前、印象が少ないって書いたけれど、
振り返ってみると結構面白かったかなあ、と。
ノウェの出生の秘密とか親子の関係とか。
例によって描写不足じゃあるんだけど、演出はよかったなあなんて。
FF10MGS3WA4のラストバトルに通じるものが今回もあったかなあ。
棒読みのおかげで気づきにくいけど、セリフ関係が特に。
DODは人と竜の絆を表すという点では秀でてると思います、はい。
エンディングは3周目で一応、ハッピーエンドに。
個人的には2周目が好きです、ラスト直前で打ち切られた漫画みたいで(笑)
ウェポンストーリーはさりげなく本編のフォローもされているので
個人的には楽しいシステムです。
周回プレイするにあたって最大の痛手は
同じストーリーを辿らなければならないこと。
1と違って1本道なので意欲が沸きにくいというか。
アクション関係は無双みたいに俺様サイキョーゲーじゃないので
そこんところを理解してると結構楽しいかな、と。
気を抜くとすぐ死んだり。特に3周目の難易度は鬼でした。
マナなんてコンボをくらうと即死の可能性もあったりで。
でもまあ、1よりは進歩してるとは思いますね。
武器集めも楽だし。
ただその分、武器を集めてもエクストラバトルセレクター(所謂ボスバトル)が
増えるだけなので、充実感は少ない気も。
まあ、ってなわけで、総評すると、
自分としては楽しめたんですが、客観的に評価すると凡ゲーかな。
アクションは及第点。
ストーリーに関しては
横尾Dの抜けたDOD高橋哲哉の抜けたゼノサーガ
と表すとわかる人にはわかるかもしれず。