DIRGE of CERBERUS -FINAL FANTASY VII-(ダージュオブケルベロス)プレイインプレッション

ノーマル11時間前後でクリア。
今の自分にとってはちょうどいい具合のボリュームでした。
カプセル獲得率全部で180前後あるなかの130くらい。
今回ばっかりは攻略サイト様様です。
これって自力でカプセル見つけるのはMGS3のケロタンより難しい気がします。
個人的評価としては良作未満佳作以上ってところでしょうか。
前回も書きましたがムービーの出来はやはり素晴らしいです。
アドベントチルドレンのノウハウを活かしてるっぽく。
ストーリーはまあ良くも悪くも普通。
終盤、ドラゴンボールチックなのはFF7AC同様嫌いじゃないです。
ストーリーでの難点は発売前に必要以上に前作のキャラが出張るように煽ったところかな。
ポスターの表記もとかもユフィとリーヴ、シドくらいでよかったんではないかと。
そんなわけで前作キャラに期待していた人はちょっと肩透かし食らったかもしれませんね。
私的には続編というよりもあくまで一つの番外編というかキャラゲーのように思っていたので
前作キャラの露出はこんなもんでよかったとは思いますが。
実際、ヴィンセントゲーですしね。過去の話とかもそれなりに良かったです。
ルクレツィアと宝条はちょっとテコ入れが強かった気もしますが。
個人的にはACでの見所だったメンバー全員がつけてたリボンはどこにいったのかと。
クラウドが吹っ切れたからもうどうでもいいってことですか。
次はゲーム性。
今回はTPSってことで、操作性とかに違和感を覚えた人も多かったでしょう。
私は最近、FPSもよくやっていたのでさほど面倒ではありませんでしたが、
FPSとの違いは強引さが通じることでしょうか。
FPSはテクニックが必要で、地形や障害物なんかをフル活用しなきゃいけないんですが、
本作はゴリ押しでなんとかなるレベル。
緊急回避とかも必要性は高くありませんし、
武器もケルベロスだけでもクリアできますし。
そんな意味では、初心者にも配慮してあるのかなと思ったり。
逆に言えば、武器の特性とかを活かしたシチュエーションを増やして欲しかったですね。
ライフルでの長距離戦とか。
アクションも増やして欲しかったです、
リミットブレイクのバリエーションとか、ジャンプ中の攻撃とか。
DMCレベルまでとは言わないけれど。
後は180℃ターンとか。これないと地味に不便なんですよね。
後は音楽。
浜鍋氏だったけれど、今回は印象に残った曲はなかったなあ。
Gacktは2曲ともよかったんだけど。
サントラはちょっとスルーかな。
そういえば、この時期って毎年ガンアクションゲームが出ますね。
一昨年はGUNGRAVE O.D.、去年はバイオハザード4、ツキヨニサラバ。
ニサラバなんかと比べると本作はまだマシでしたね。
……まあ、どうでもいいですけど。
そんなわけで他のガンアクションなんかと較べた上で佳作以上かなあ、と。
DCFF7FF7ACが上手い具合にFF7の要素を積めて続編色を強くしていたのに対し、
あくまで番外編色を強くしたのが評判が悪い原因のひとつかもしれませんね。
私的には初登場のキャラも割とよかったし、
キャラゲーとしては及第点だったかなとは思います。
後はクライシスコア次第ですね。


ここからはネタバレ項目について。




Gレポートを3つ取ったらエンディング後にGが出るわけですが、
これはDCFF7の範疇を超えてるよなあ、と。
FF7コンピレーションの核にまで行ってるし。
FF10-2倖田來未程度ならよかったのに。
Gacktは別に嫌いじゃないけれど。
なんなら、武刃街の劉王羽でもよかったのに。
タイトースクエニに買収されたことですし(笑)