ギタルマン ライブ!、プレイインプレッション

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とりあえず、イージーモードで1周し、マスターモードでベン-K戦まで進めました。
製作は『押忍!闘え!応援団』を作った株式会社イニス。
……だったはず。すいません、うろ覚えです。
PS2で5年前に発売された音ゲーの移植版。
移植といっても難しすぎると言われたPS2版よりもバランスが修正され、
初めてプレイする方にも優しい設計になっています。
PS2の時も相当マイナーなゲームだったので、簡単に説明しますと、
音ゲーとしてはコナミビートマニアポップンミュージックなどよりも
SCEパラッパラッパーやウンジャマラミー寄りです。
ヴィジュアルイメージは326氏。
パワーゲージ制になっていて、うまく弾けば、相手にダメージを与えたり、
回復したりできます。もちろん、失敗すると減少といった感じで。
操作方法は画面にウェーブが出ているのでアナログスティックを使って
ウェーブを逃さないように動かし、後は普通の音ゲーのように表示されるボタンを
タイミング良く押していく形になっています。
ステージはストーリー仕立てになっていて、大きく3つのセクションで構成されています。
CHARAGEセクションで曲のイメージを掴み、ゲージを回復し、
BATTLEセクションで敵にダメージを与えたり、食らったりして、
FINALセクションで敵に止めを刺して曲終了といった感じです。
ギタルマンの肝はやはりストーリー性だと思っているのですが、
デモムービーと1曲の間に展開される寸劇はポップな少年漫画チックで
それに合わせた絶妙な演出がまたいい感じで。
演奏に集中するため、じっくり見れないのが残念なところです。
曲数はデュエット用の新曲を加えて13曲。
ハードロックからメロディアスな曲まで行き届いてはいるんですが、
ちょっと少なめなのが残念なところです。
難点を挙げるとすれば、ロード時間がやや長いところ。
曲開始前に20〜30秒前後あります。
まあ、PS2版でもこれぐらいはあったと思いますが。
PS2版からの変更点はまず、前述の難易度調整。
イージーモードは初心者にも易しく、マスターモードの難しさは異常です(笑)
後はデュエットモードの追加とそれ用の新曲の追加。
公式で流れているやつです。
デュエットは1人でもプレイできます。
ちなみにストーリーモードの変更はないです。
後はウェーブを捕捉できる範囲が広がり、判定も甘めになって、
曲を中断、再開できるようになったところぐらいですかね。
PS2からの追加要素はさほど多くないので、PS2版をプレイされた方には
さほど、お勧めできませんが、プレイしたことがない方には、
削られた要素は一切ないので、是非やって欲しいところです。
海外でも意外と評価が高いんですが、惜しむらくはマイナーすぎるところ。
PSP版も相当出荷が少ないのでこのまま埋もれちゃうのかな。
埋もれるには惜しい一本ではあると思います。

ギタルマンライブ! - PSP

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