プロジェクト シルフィード、クリア後雑感

イージーで3:40分でクリア。
リトライの時間は計上されないので実際は倍くらいですかね。
いやー、あまり期待してなかっただけに、思っていた以上に面白かったです。
360℃フィールドでの戦闘が非常に楽しかったです。
全ボタン操作するので、慣れるまでに時間がかかるのが難ですが。
でも、チュートリアルもしっかりしているので覚えるまでそう時間はかからないかと。
ただ、補給をなぜチュートリアルに入れなかったのか疑問。
近づけば、補給できるという指示がでるのですが、最初の頃は正直、母艦も補給艦も見分けがさっぱりつきません。
戦船、現セタの開発ということでギャラクシーエンジェルシリーズの操作感を引き継いでいます。
若干、大味な所はGUNGRAVEにも共通してますかね。
ゲーム性を端的に表すと一騎当千を前提としたシューティング無双ってとこですかね。
こちら側はシールドもあり、シールドを破らないとダメージが通りませんし、
補給で回復し放題なので、敵から撃破されることはまずありません。
こちら側は超多重ロックオンの元、ミサイルを放ち、弾切れになったら補給を繰り返せるので
カオスの様な弾道を放つことも可能です。
補給シーンがシームレスで時間をほとんど必要としないのもグッド。
こう書くとヌルゲーっぽいですが、ゲームオーバーには何度もなりました。
どんなに敵から攻撃を食らわなくてもブーストで味方戦艦にぶつかるとごっそり体力を削られ、
ヘタすると即撃墜ですだったりするのです。
特に操作になれないうちはこういう状況になりやすいです。
ミッション開始時、ブースト→目の前に戦艦がいてぶつかって秒殺ゲームオーバーってことも多々ありました。
後はミッション条件が味方の撃墜だったり、目標を制限時間内に破壊というのが多いので、
なかなかうまくいかず、以外とシビアな難易度だったりします。
基本的にミッション達成条件も制限時間内にクリアなどが多いです。
同じようなもうミッションが多いので、もう少しバリエーションに富んでいたらグッドでしたね。
まあでも、ミッション数16で全後編に分かれている部分が多いので、
ゲーム部分のパートは思いのほか、ウェイトを占めています。
むしろ、ムービーは少なめかなとも思えました。
序盤の敷居が高いですが、武器が揃うと途端に楽しくなります。
2周目以降は装備の強さのおかげで無双プレイも容易にできます。
次にストーリー。王道ロボットアニメ一直線な内容です。
ゆえに青臭くてシルフィードらしくないと言われていますが、それがまたいいのだと個人的には思います。
マクロスガンダムシリーズをフューチャーしていて、これらが好きなら楽しめるんじゃないかと。
主人公たちの境遇や敵艦隊や巨大戦艦が簡単にジャンプアウトしてきたりと
スペオペとしてはリアリティに欠け、ご都合主義な面も多いですがまあ許容範囲。
主人公やライバル、ヒロインよりも脇のキャラの個性が強かったのも良かったかなと。
割と王道なキャラが揃っているので、安定感もありました。
まとめると、360の和製ゲーム(特に今回はキャラゲーですかね)でも久々に面白かったなと。
最近、こういうストーリーのものをプレイしてなかったのも大きいかもしれませんが。
スクエニゲームアーツ、セタ、アニマと個人的に好きなメーカーが揃っていたのも印象的でした。
個人評価としては良作≧佳作ってとこですかね。
残念なのは予想以上に売れなかったこと。
Only on Xbox360表記があるので、他機種に移植はなさげなので興味のある方は360と一緒に是非(笑)

プロジェクト シルフィード - Xbox360

プロジェクト シルフィード - Xbox360