バレットウィッチ、クリア後インプレッション

難易度イージーをやっとこさクリア。
イージーと謳ってる割には全然イージーじゃなかったです。
一撃死ポイントが多すぎ。特に序盤。
脳みその念動パワーによるオブジェクトアタックが視界外から当たって即死。
スナイパーガイストの狙撃を一撃受けただけで即死。
この応酬に何度も泣かされました。
途中まで、ステージ途中での中断方法を知らなかったので、何度もステージをやり直しました(笑)
私みたいに気づいていない方もいるので一応、記載。
コンティーニューポイントまで到達したら、
メニュー→リタイア→タイトルに戻る→セーブで、
コンティニューポイントから再開できます。
んでこのゲーム、上に挙げた一撃死がステージ1から出てくるので慣れるまでに時間がかかります。
人によっては早々に挫折してしまう可能性も非常に高いです。
最初は理不尽に思うかもしれません。実際、理不尽なんですが(笑)
視界外から飛んでくる車の残骸に当たって死ぬアリシアさんの紙装甲っぷりがなんとも言えません。
最大の肝はステージ3の空港内部あたりですかね。溢れるガイスト兵士に加えて、遠距離化から狙撃されまくり、
おまけに屋内なので、レイヴンズパニックやサンダーなどが使えないので。
でも、ここを越えるとあらかたの対処法をマスターできているはずなので、
割とスムーズに進めたりします。


ここからは各要素毎にちょいちょいと。
ゲームのシステムは基本TPS+FPSといった感じで。
GUNGRAVEとかツキヨニサラバとかそんな感じ。
最も似ているのがPS2攻殻機動隊SAC
これも同じキャビア製ゲームなんですが、操作性はほとんど同じようなもので。
ガングレとかは敵に突っ込んで撃ちまくるのがメインでしたが、
こっちは敵との距離に応じてダメージが増減してしまうので、突っ込むのはかなり危険。
HPとMPが自動回復してくれる親切設計なんですが、
蜂の巣に合って回復が追いつかず、死ぬなんてこともチラホラ。
なので、遠距離からチクチク攻撃するのがメインになります。
エイミングも最初はやりにくいけれど、慣れれば問題ないかな。
後は魔法。
下位魔法は使い勝手がどれも慣れるまで微妙で。使いこなせたら楽しいんですけどね。
上位魔法は一撃必殺、演出も派手でいい感じです。
中でも、最後に覚えるメテオはオブジェクトから何まで破壊できるので、使っていて楽しいです。
このゲームはオブジェクトをいかに破壊、活用するかが味噌だったりするので。
物理エンジンを活かすという意味では非常に360向けなゲームに思えました。
敵に関しては妙にユーモアなガイスト兵、グロテスクなワームマンなどザコが意外と個性的で。
思わず、メッセージを集めたぐらいです(笑)
ストーリーはまあ良くも悪くもなく。アクションゲームのストーリーなんてこんなもんかなと。


正直、最初プレイした限りでは、かなり微妙で凡ゲーな印象が強かったです。
最初からある程度のレベルをプレイヤーに求めるからかもしれません。
でも、ゲームに慣れていくうちにアリシアのカスタマイズも出来るようになるので、
プレイヤーのスキルが上がると上達を実感でき、進めるのが楽しくなります。
戦略性などもないので、気楽に進めますし。
そんなわけで、最初の敷居は高いけれど、慣れれば意外と楽で楽しいゲームだったりします。
通してみると全体的なクオリティは高いんですが、
難易度とかもう少し細かな調整がほしかったところです。
いかにも、Caviaらしいゲームですね(笑)
DLCが出たら二周目もプレイしたいところです。
SRC的には使ってみたい作品のひとつになりました。共闘対象はやはりガングレイヴで。

バレットウィッチ - Xbox360

バレットウィッチ - Xbox360